こがく

こがく
I
こがく【古学】
(1)近世日本の儒学の一派。 「論語」や「孟子」などの経書を, 朱子学・陽明学などの解釈を介さず直接研究し, 理解しようとするもの。 山鹿素行に始まり, 伊藤仁斎(古義学)・荻生徂徠(ソライ)(古文辞学)らもそれぞれ独自な展開を示した。 復古学。 古学派。
(2)「国学{(1)}」に同じ。
II
こがく【古楽】
(1)古い音楽。 古い時代の音楽。
(2)雅楽の唐楽の楽曲分類。 新楽と対するもので, 古くから用いられたが, 分類基準には諸説あって定めがたい。 現状では羯鼓(カツコ)のリズム-パターンが異なり, 古楽では右桴(バチ)のみの壱鼓掻(イツコガキ)が用いられる。
(3)西洋音楽で, バロック期以前の音楽の称。 アーリー-ミュージック。
III
こがく【胡楽】
中国, 唐代の音楽のうち, 周辺の諸民族に起源をもつものの総称。 西域楽を主体とする。
IV
こがく【鼓楽】
鼓を打ち, 音楽を奏すること。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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